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韓国の妄言集−『ベトナム防御がすなわち韓国の国防だった』4
『月刊朝鮮』(01年10月号)「ベトナム防御がすなわち韓国の国防だった」記事紹介の続きである。まずは蔡命新(チェ・ミョンシン)という極右韓国人が出てきて長ったらしい弁明と思い出話を繰り返しながら、自分たちがベトナムでやってきた蛮行を合理化するのに必死になっている。この蔡という極右は当時のベトナム駐留韓国軍の司令官だった輩で(65年から69年)、座談会の当時はベトナム参戦戦友記念事業会という極右団体の会長を務めていた。

 記事の続き。韓国がベトナムでやらかしてきた対民慰撫作戦をまるで慈善事業でもやっていたかのように呑気に語る蔡命新(チェ・ミョンシン)。

      『100人のベトコンを逃しても1名の良民を保護しろ』

我々がしなければならないことは、ベトナム良民の保護でした。我々の方に引き入れ、引き入れられなければ最小限中立を守らせるようにしようという目標を立てました。それで民間人を助けてやったわけです。ベトコンと良民の間を遮断させるために、立てた戦術が中隊戦術基地概念でした。完全な四方防御が可能な地域に基地を作って正規ベトコン軍連帯級の部隊が攻撃してきても48時間は耐えられるように弾薬・水・食料などを準備しました。昼には心理戦部隊を投入して、部落に行って病気の住民を治療してやり、散髪もしてやり、敬老の宴も開きました。アメリカ軍司令官・ウェストモーランド将軍は韓国軍は夜間作戦をするから、沢山食べなくては鳴らないと、軍用食など補給品を30%増量してくれました。ここから残った肉などを住民に分け与えました。
 我々がアメリカ軍より有利だったことは儒教と仏教思想に基礎を置いた対民関係でした。宗教には人種も国境もありません。従軍僧侶も連れて行きましたが、足りなくて兵士の中から仏教に関して知っている者を選んで対民活動に投入しました。部落に行ってベトコンが破壊した寺を直してやりました。念仏・読経するのを見て、ベトナム人らは嗜好に合うから喜んでいましたよ。

 要するに「ベトコン」を殲滅するための慰撫工作なのだが、大した恩でもほどこしてやったかのように呑気に語る蔡命新(チェ・ミョンシン)。こういうのは彼らがよく叫ぶ「戦争犯罪の美化」じゃないのだろうか?おまけに残った肉を分け与えたとは恐れ入る。こうした「善行」の一方で放火・虐殺・強姦もやらかしていたのが韓国軍なのだ。 
| gimonshi | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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