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ニューズウィーク (5) 暴かれた英雄の犯罪
 『ニューズウィーク』(日本版、00年4月12日号)のレポート「暴かれた英雄の犯罪」から。

 
フーイェン省トラム村でも、66年3月14日に恐ろしい事件が起きた。韓国軍はベトコンの拠点とされるこの村に武器が隠されているという情報をつかみ、崔祐植(チェ・ウシク)率いる青龍部隊を派遣した。(中略)
・・・彼らは村に入り込んで、住民を空き地に集めた。だが、そのとき崔は落とし穴に落ち、同時に手榴弾が炸裂。4人の兵士が即死し、崔も爆弾の破片で負傷した。代わって指揮をとったアン・テフン軍曹は、その後の激しい銃撃戦のことをよく覚えている。
 部隊は計46人の民間人の命を奪った。「われわれは感情を抑えることができなかった。動くものはすべて撃った」と、アンは本誌に語った。「あのときは民間人もベトコンも同じに見えた」 だが、崔の記憶はいささか異なる。手榴弾の炸裂後、村では何事も起きなかった。だが救援のヘリコプターが到着し、村人が散り散りになると、急に隊員が発砲しはじめたという。とすると、発砲は報復措置だったのか。
 「その可能性もある」と、崔は言う。「恐怖心でいっぱいだったから、自衛のためだったのかもしれないが」
 大半の退役軍人にとって、こんな悪夢は悲惨なゲリラ戦の一部にすぎない。「ゲリラと民間人の区別はつかなかった」と、アンは言う。「私たちがあんなことをした事情も理解してほしい」
 駐ベトナム軍総司令官だった蔡命新(チェ・ミョンシン)は本誌に対し、彼の部隊が民間人に犠牲を出したことを認めている。だが、敵味方の区別が判然としないゲリラ戦ではやむをえないことだとも言う。戦場で正常な判断力が失われていた可能性も指摘する。
 ベトナム戦争最大の大虐殺といわれる68年のソンミ村の虐殺も「理解できる」と、蔡は語った。指揮をとった米軍のウィリアム・カリー中尉は「自分の仲間の死に対して、復讐しようとしたのだ」という。
 70年代前半に平和部隊に参加したアメリカ人、マイケル・ジョーンズらが行った調査には、韓国軍が20人以上の民間人を殺害したとみられる事件が45件記録されている。この調査書には「打ち首にし、腹を裂き、強姦して死にいたらせた」などと記されている。
 「(こんなことを)口にすると、世間から残忍な奴だと思われる」と元歩兵の金周煌(キム・ジュファン)は言う。「だからあまり語りたくない」
 金周煌はベトナムでの過去に対峙しようとしている、数少ない退役軍人の1人だ。彼と退役軍人仲間の金鍾チョル(キム・ジョンチョル)は先月、戦死した韓国兵と韓国軍に殺されたベトナム人犠牲者の霊をたたえる「和解の塔」の場所探しのため、かつての戦地に舞い戻った。2人は虐殺の行われたクアンガイ省の村々を訪問し、「私たちは傭兵として人々を殺した」と悔恨の情を伝えた。


 「打ち首」「腹を裂く」「強姦」・・・とても20世紀後半の正規軍の行為とは思えない。未開人の野蛮行為である。アメリカ民間人の調査でも「20人以上の虐殺が45件」確認されているのだから、少なくとも1、000人近くは虐殺していることになる。もちろん、こうした恥ずかしい行為は国粋的な韓国の歴史教科書に載せられるわけがない。大多数の韓国人はこうした歴史の真実を知らぬまま、あるいは知らぬふりをしたまま、「誇らしい韓国の歴史」あるいは「被害者としての韓国の歴史」のみを語り続けているのである。これが日本の歴史教科書を非難し続けている韓国人の真の姿である。

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| gimonshi | 21:05 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ニューズウィーク (4) 暴かれた英雄の犯罪
 『ニューズウィーク』(日本版、00年4月12日号)は、ジョージ・ウェアフリッツ(東京支局長)、李炳宗(ソウル)の署名入りレポート「暴かれた英雄の犯罪 」を掲載している。その内容は「これまで韓国でタブーとされていた韓国軍によるベトナム人虐殺が民主化の影響を受けて明るみに出つつある」というものである。この見解の妥当性はともかくとして、このレポートにも韓国軍による野蛮行為を明らかにしている部分があるので、引用することにする。

 
・・・そんな韓国社会に変化がみえたのは昨年のこと。朝鮮戦争中にアメリカ兵が行った残虐行為が暴かれてからだ。以来、韓国人も自国の過去に目を向けはじめた。
 複数の人権擁護団体は韓国政府に対し、ベトナム戦争関連文書の公開とベトナム人被害者への補償を要請した。また具秀ジョン(ク・スジョン)がベトナムで資料収集にあたり、村人の証言を集めた結果、徐々に真相がわかってきた。8、000人以上の民間人を殺した韓国軍の虐殺行為の数々も、明らかにされた。 
 今年2月、KBSテレビは具の話をもとに、罪なき民間人を殺した元軍人が過去を語るドキュメンタリー番組を放送した。「村で娘を連れた若い男を見つけた」。苦悩に打ちひしがれた様子で、ある退役軍人は語った。「上官は私に、男を殺せと命じた。それも、7歳ぐらいの娘の目の前で。私にはどうしてもできなかった。すると、上官は2人とも殺してしまった」


 文中に見える「ク・スジョンの調査」については後に詳述するが、8、000人という虐殺の規模が判明したのは大きな成果と言えよう。まさに「大虐殺」と言ってもいい程の残虐行為である。
 こうした調査が行われて5年以上たっているが、状況に大きな変化はない。「派越勇士」と呼ばれる「ベトナム戦争参戦者=侵略者」は未だ韓国では「国家有功者」であり、顕彰の対象なのだ。彼らは韓国では有力な極右団体であり、強力な圧力団体なのである。

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| gimonshi | 10:07 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
ニューズウィーク(3) 「補償より謝罪を」
 『ニューズウィーク』(日本版、2000年4月12日)に掲載された韓国軍によるベトナム人虐殺のレポート。

 
・・・ベトナムで虐殺行為を犯したのは、韓国軍だけではない。アンリン郡から海岸沿いに北へ向かえば、68年に米軍部隊が500人以上の村人を虐殺したクアンガイ省ソンミ村がある。
 それでも戦争体験をもつフーイェン省の村人の間では、米兵の評判は必ずしも悪くない。地方公務員のファム・トゥ・サン(47)は66年のテト(旧正月)のとき、米兵と一緒に遊んだりチューインガムやキャンディーをもらったことを今も覚えている。
 だが米軍はこの年、フーイェンから引き揚げ、代わって韓国軍がやって来た。それから「67年のテトを迎えるまで、韓国軍は殺戮を続けていた」と、サンは語る。「韓国兵に会ったら、死に出会ったも同然だった」と、今は地元の退役軍人会の会長を務めているチャムも言う。
 アンリン郡の村人によれば、韓国軍はとりわけ女性にとって恐怖の的だった。韓国兵は残忍なやり方で女性をレイプしてから、殺すケースが多かったからだ。 こうした残虐行為が明るみに出てきたことに、ベトナム政府は神経をとがらせている。
 虐殺があったこと自体は、政府首脳も承知している。だがベトナム当局は、虐殺事件の報告書が国内で発表されることは望んでいない。友好関係にある韓国政府はもちろん、ベトナムに莫大な投資を行っている大宇や現代、三星といった韓国財閥の不興を買うことを心配しているからだ。
 ・・・(中略)さらに政府当局には、観光客としてベトナムを再訪する韓国の元兵士が増えている状況に水を差したくないという思いもある。だが、韓国軍の残虐行為を目の当たりにした地元の当局者は、観光や経済発展のために真実を隠すべきではないと考えている。 地元が望んでいるのは、韓国政府の公的な釈明だ。たとえば韓国側から謝罪や罪を認める発言があれば、両国の絆はむしろ強まると、地元の人々は考えている。
 「韓国軍は、この地域にかつてない災厄をもたらした。犠牲者は銃を持てない老人や女性、子供たちだ」と、フーイェン省のある当局者は言う。「私たちが望んでいるのは、物質的な補償ではない。それよりも共感と友好の姿勢を示してほしい。犠牲者が過去を忘れられるように」
 韓国軍のために流された罪なきベトナム人の血の量を考えれば、なんとささやかな要求だろう。


 韓国軍はただ殺戮だけをしていたのではなかった。このレポートにもあるようにベトナム人婦女子を陵辱し、虐殺していたのである。そしてベトナム政府が、どこかの国の政府のように「謝罪と補償」を求めないことをいいことに、過去の罪過をついては口をつぐみ、「虐殺などなかった」と言い逃れ、札束の力でベトナム人の口を封じている。これが従軍慰安婦問題などで道徳の化身のごとく日本を非難し続けている韓国人の正体なのである。

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| gimonshi | 10:38 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
ニューズウィーク(2) 首を切り落としてやる
『ニューズウィーク』(日本版、2000年4月12日)に掲載された韓国軍によるベトナム人虐殺のレポート。

 ・・・こうした残虐行為の結果、多くの人々がベトコンの陣営に加わった。67年、16歳のときに父親を韓国軍に殺されたブイ・タイン・チャムもその1人だ。
 チャムは数人の韓国軍がアンリン郡の家に押し入る直前、裏口から脱出した。韓国兵は70歳の年老いた父親を捕らえ、防空壕に押し込むと、すぐに手榴弾を投げ入れた。チャムは日が暮れてから村にこっそり戻り、崩れた避難壕を掘り返したが、「肉片しか見つからなかった」という。
 それから数週間、物ごいをしながらさまよったチャムは、山岳部にこもっていた共産ゲリラに加わる決意を固めた。「父を殺した奴らに復讐したかった。韓国兵が村でやったことを見た以上、そうせずにはいられなかった」
 グエン・ゴク・チャウは83歳になった今も、憎しみを忘れていない。67年5月22日、フーイェン省ホアドン郡のミトゥアン村で農業をしていたチャウは、たまたま親戚のいる近くの村に出かけていた。
 そこへ前夜、韓国軍が村を攻撃したという知らせが届いた。大急ぎで帰ったチャウが目にしたのは、村人が井戸からバラバラになった遺体を引き揚げている光景だった。犠牲者のなかには、妊娠中の妻と4人の子供も含まれていた。・・・(中略)虐殺を隠れて見ていた老人の話では、韓国兵は女性や子供を井戸に落とし、助けを求める声を無視して手榴弾を投げ込んだという。チャウは、盛り土をしただけの簡単な墓に家族の遺体を葬った。
 「殺されたのは女や子供ばかりだ。共産主義者なんかであるわけがない」と、チャウは言う。「韓国人は人間じゃない。目の前に現れたら、首を切り落としてやる


 レポートに書かれたフーイェン省ホアドン郡のミトゥアン村の虐殺もこれまで見てきた虐殺の事例と同じように、婦女子や老人など非戦闘員を腹いせのために虐殺した事例である。特に「防空壕や井戸にベトナム人を押し込み手榴弾を投げ込む」という手口は、これまで判明したクァンガイ省ディエンニェン村の虐殺(66年10月)の手口と共通している。まさに犬畜生の所業と言わざるを得ない。

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| gimonshi | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ニューズウィーク(1)
『ニューズウィーク』(日本版、2000年4月12日)には韓国軍によるベトナム人虐殺のレポートが掲載された。「ロン・モロー(バンコク支局長)」という署名入りのこのレポートは、これまで紹介してきた日本人研究者の論著よりも、さらに凄惨な内容である。

 
今から33年前の1967年4月1日。グエン・バン・トイはびくびくしながら、ベトナム中部フーイェン省の水田で働いていた。
 当時、この地域では韓国軍が大規模な作戦を進めていた。韓国兵は農民を力ずくで追い立て、南ベトナム政権の支配下にあった沿岸部に無理やり移住させていた。
 だが、多くの村人は移住を嫌がった。トイのビンスアン村を含む5カ村からなるアンリン郡の農民も、先祖代々の土地を捨てるのは気が進まなかった。
 トイが農作業を続けていると、いきなり機関銃の銃声と手榴弾の爆発音が響いた。音がしたのはビンスアン村の方角。トイはあわてて身を隠し、あたりが暗くなるまで動かなかった。
 村に戻ったトイが目にしたのは、身の毛もよだつ光景だった。家は黒焦げになり、少なくとも15人の村人が血の海に倒れていた。多くの遺体は銃剣で腹を切り裂かれていたと、トイ(71)は言う。
 そのなかには、トイの妻と3人の子供の遺体もあった。生後4日の末の子は母親に抱かれたまま、背中を撃ち抜かれていた。4歳の娘ディエムは銃弾を5発受けていたが、奇跡的に命をとりとめた。 トイは遺体を近くの防空壕に運び、入り口を泥で覆った。ここが、そのまま墓になった。トイも他の村人も、「あまりに悲しすぎて」犠牲者を改葬する気にはなれなかったからだ。


 この虐殺の行われたフーイェン省はクァンガイ省と同じく、ベトナム中部の省である。ちなみに虐殺の行われたのは吉永長生氏が論文で明らかにした虐殺(66年10月)よりも半年ほど後である。
 ここでも韓国軍は「三光作戦」さながらに、老人であれ、婦女子であれ、幼児であれ、無抵抗のベトナム人を手当たり次第に殺戮していたことがわかる。これが日本人の非を声高にあげつらっている韓国人の正体なのである。

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| gimonshi | 20:07 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

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